古代ギリシアではポリス（都市国家）として栄え、1827年～29年の独立戦争中には首都でもあったエギナ島。サロニコス諸島の中で最も人口の多いこの島は、フェリーやエーゲ海1日クルーズの観光客で賑わっている。島の特産物のピスタチオの屋台やお土産屋が軒を連ね、その前には観光馬車が観光客を待っている。港近くにある、遠浅の砂浜の海岸「コロナ・ビーチ」は、1日クルーズで立ち寄っても泳げるビーチだ。

エギナ島きってのリゾート地アギア・マリーナの坂道を登ると、アルカイック時代後期に建てられ、最も優れた建築のひとつといわれる神殿が見えてくる。神殿内には博物館もある。